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夏目漱石

「謎解き草枕」その5

なぜ現実世界で「憐れ」は成就したのか?この謎を解くためには、読者も現実世界に出る必要があります。現実世界の漱石先生に会いに行きましょう。
夏目漱石

「謎解き草枕」その4

男の身勝手「長恨歌」VS女の暴走「サロメ」、物語中の絵になる場面「不人情」対決編。那美が全裸を披露するのは何故なのか?九寸五分は何故閃くのか?
夏目漱石

「謎解き草枕」 その3

「非人情」の真の意味を問う「非人情」対決編。泰安の首にかじりつき、狂気を演じる那美の真意を大徹和尚が語ります。「非人情」を乱用する画工との洒脱な会話に隠れた那美の問いかけとは?
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夏目漱石

「謎解き草枕」その2

「人情」対決は「長良の乙女」vs.「鏡が池の嬢様」、村の伝説対決です。水へ身を投げたという点が似ている二人の女ですが、その心の内は、全く違います。あなたはどちらの死に共感できますか?
夏目漱石

夏目漱石『草枕』全ての謎と物語の構造を解く「謎解き草枕」その1

冒頭文に隠された主題「智・情・意と芸術」夢幻能に見立てられた物語、画工と那美の芝居合戦を丁寧に読み解き、誰も語らない複雑な『草枕』の筋と構造を明らかにする全6回のシリーズです。
夏目漱石

夏目漱石『草枕』登場人物まとめ

『草枕』の登場人物を整理しました。夢幻能に見立てられた世界ですから死者も大切です。謎解き『草枕』の目次も掲載
村上春樹

村上春樹『ノルウェイの森』解説|やはり、100パーセントの恋愛小説。

思春期の哀しみを反芻する『ノルウェイの森』のあらすじを読む。「何故、直子は死んだのか?死も生の一部」という主題を解説する。17歳に棲むココロとカラダ、精神と肉体に宿るセックス、喪失感。生きることをもがき、再生しようとする魂の叫びを聞く。
村上春樹

村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』解説|閉ざされた自己の行方、心の再生は可能か。

強い自己心のために無意識の核だけが<私>を支配しはじめる「ハードボイルド・ワンダーランド」とその深層心理に映された街「世界の終わり」のあらすじを読み主題を解説。影を剥ぎ取られ心を失っていく<僕>が最後に決めた選択とは何かを追いかける。
村上春樹

村上春樹『羊をめぐる冒険』解説|邪悪な羊を呑み込み、自死を選ぶ鼠。

鼠三部作の完結編。『羊をめぐる冒険』のあらすじを読み主題を解説。僕は彼女と「星形の斑紋のある羊」を探しに北海道へ。右翼の大物秘書、羊博士と緬羊牧場の歴史、謎の羊男。羊の正体。欲望の現象界に抗い、道徳に殉じ死んだ鼠と邂逅し、僕の旅は終わる。
村上春樹

村上春樹『1973年のピンボール』解説| 魂の在り処を探し、異なる出口に向かう僕と鼠。

「僕」と「鼠」の漂流を描く第二弾『1973年のピンボール』のあらすじと解説。直子の自殺で自責の念に囚われる「僕」は、魂を探す旅をする。そしてついに異界に棲む直子の死霊と邂逅し語らう。一方の鼠は暗鬱の中、出口を求め深い眠りに陥る。
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