三島由紀夫

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三島由紀夫『美しい星』あらすじ|核戦争の不安のなか、人間の気まぐれを信じる。

コズミックな視点で日本を考える三島の『美しい星』のあらすじを読み解説。地球を守りたいと太陽系のそれぞれの星から来た家族と、地球を滅ぼしたいと白鳥六十一番星からの宇宙人との議論の応酬に、米ソ冷戦下、人間とは何かを語るSF思想小説。
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三島由紀夫『潮騒』あらすじ|男は気力や、歌島の男はそれでなかいかん。

肉体を鍛え、太陽と握手をしたという三島。そんな『潮騒』のあらすじを読み解説。伊勢湾に浮かぶ小島での若い漁師の新治と海女の初江の恋。二人の清澄な精神と肉体が成就する。神の支配する歌島を舞台にした清々しい恋の物語に健康な美しさを謳歌する。
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三島由紀夫『英霊の聲』あらすじ|などてすめろぎは人間となりたまいし。

天皇に殉じた青年の魂の復権を目指し、天皇批判の問題作として物議をまきおこした三島の『英霊の聲』のあらすじと解説。2・26事件と神風特別攻撃隊を題材に、日本を愛した青年将校や特攻隊員の激烈な歎きと純潔の死の意義と国体を考えてみる。
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三島由紀夫『憂国』あらすじ|大儀に殉ずる、美とエロティシズムと死。

もっとも三島らしい一作と本人が言う『憂国』のあらすじを読み解説します。歴史を掘り起こしながら、大義に殉じた2・26事件の青年将校たちの誠を最後の武士道の精神として伝える。様式美としての完璧な切腹を作法を細やかに描き、日本人の尊厳を示す。
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三島由紀夫『金閣寺』あらすじ|世界を変えるのは、認識か行為か。

金閣の最上階「究竟頂」は、なぜ私を拒絶したのか?三島の名作『金閣寺』のあらすじを読み主題を解説。金閣の美に憑りつかれた私が、その呪詛の中で、金閣を放火し自らも死のうとする。その心理を戦中戦後を通して描き、最後に生きよう決心した謎を解く。
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三島由紀夫『仮面の告白』あらすじ|自分自身を、生体解剖する。

少年期から青年期にかけての特異な性的目覚めを扱う。三島の自伝的な作品『仮面の告白』のあらすじを読み主題を解説。傍らにある戦争の時代、その胎動から盛衰、敗戦後まで激動の昭和を伴走した、天才作家の言葉と肉体の感受性の告白を「私」の一人称で描く。
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