夏目漱石

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夏目漱石『私の個人主義』解説|漱石の語る、個人主義とは何か。

明治の時代、国を開き近代化を急ぐ日本。諸外国から技術や知識を輸入し自由主義と資本主義が発展する。思想としての個人主義の流行。しかし皮相だけの理解のなかで日本人の価値観は平衡感覚を失っていく。ここに自らの煩悶のさきにその答えを導いた漱石の個人主義がある。
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夏目漱石『現代日本の開化』解説|令和の時代に思う、現代日本の開化。

明治の時代、西洋から入ってくる技術や思想に戸惑う日本人。漱石は、まず開化とは何か、次に日本の開化とは何か、最後に西洋と日本の開化の違いとその先の未来を憂い、外発的な日本の開化が精神にもたらす影響を説く。そして今、令和の日本の開化について考える。
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『草枕』と『三四郎』は兄妹!夏目漱石の遊び心と洒落っ気

夏目漱石『草枕』と『三四郎』は兄妹であり、逆さま世界。両作品の生みの親は、夏目漱石『文芸の哲学的基礎』です。どこが似ていて、どんな風に逆さまなのか?漱石先生の遊び心を数えてみましょう。
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夏目漱石『三四郎』里見美禰子と四人の男(ラストシーンに隠された主題)

『——広田先生と野々宮さんと与次郎と三四郎と。四人はよそをあと回しにして、第一に「森の女」の部屋にはいった。』ここからラストまでに『三四郎』の主題が集約されているのです。
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「謎解き草枕」その6

「憐れ」が那美の顔に浮かんだ理由を徹底考察。「智・情・意」から逃げていた画工が、思索の旅の終わりに辿り着いた答えとは?
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「謎解き草枕」その5

なぜ現実世界で「憐れ」は成就したのか?この謎を解くためには、読者も現実世界に出る必要があります。現実世界の漱石先生に会いに行きましょう。
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「謎解き草枕」その4

男の身勝手「長恨歌」VS女の暴走「サロメ」、物語中の絵になる場面「不人情」対決編。那美が全裸を披露するのは何故なのか?九寸五分は何故閃くのか?
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「謎解き草枕」 その3

「非人情」の真の意味を問う「非人情」対決編。泰安の首にかじりつき、狂気を演じる那美の真意を大徹和尚が語ります。「非人情」を乱用する画工との洒脱な会話に隠れた那美の問いかけとは?
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「謎解き草枕」その2

「人情」対決は「長良の乙女」vs.「鏡が池の嬢様」、村の伝説対決です。水へ身を投げたという点が似ている二人の女ですが、その心の内は、全く違います。あなたはどちらの死に共感できますか?
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夏目漱石『草枕』全ての謎と物語の構造を解く「謎解き草枕」その1

冒頭文に隠された主題「智・情・意と芸術」夢幻能に見立てられた物語、画工と那美の芝居合戦を丁寧に読み解き、誰も語らない複雑な『草枕』の筋と構造を明らかにする全6回のシリーズです。
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