永井荷風

永井荷風

永井荷風『濹東綺譚』解説|江戸の香り漂う、玉の井のラビリンス。

明治の上流階級の子息に生まれ西洋に遊学し、出世に背を向け文学を目指す。散策好きで下町を愛す荷風が、吉原の向こう玉の井に迷いこむ。侘しくうら寂しい私娼の町でお雪と出逢い、その交情が江戸情緒を彷彿させる。詩情溢れる叙情小説『濹東綺譚』の解説。
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