夏目漱石

夏目漱石『草枕』完全解説|全ての謎と物語の構造を解く!謎解き『草枕』その1

有名な冒頭文に隠された主題は「智・情・意」と文芸。夢幻能に見立てられた物語、画工と那美の「芝居合戦」を丁寧に読み解き、誰も語らない複雑な『草枕』の筋と構造を明らかにする、全6回のシリーズです。
洋画

映画『アメリカン・グラフィティ』あらすじと解説/ここが見どころ!

解説>ヴィンテージカーが町を遊弋し、ごきげんな50'sが気分をハイにしてくれる。アメリカの小さな町の一夜限りの煌めきを巨匠ジョージ・ルーカスが自身の思い出のなかに描いた青春の落書き。色褪せることのない、古き良きアメリカが、ここにある。
川端康成

川端康成『白い花/掌の小説』あらすじ|死を見つめる、桃色の生。

解説>一族は肺病で死んでいく。かよわい彼女は死だけを見つめ艶めかしく、ひとときの時間も連続も信じない。肺療院に送られ、二人の男に愛される。医者に身体を治され、そして小説家に心を癒される。しかし彼女は二人を避け、一人孤独に死を思う。真に求められれば、肉体と魂を捧げるのにと彼女は思うのだった。
川端康成

川端康成『笑わぬ男/掌の小説』あらすじ|妻の微笑は、仮面の微笑みか。

解説>十六歳で訪れた最後の肉親である祖父の死。通夜に青い人玉が飛び立ち、焼き場で骨を拾う。燃え屑の温気が強く、いやな臭いがする。生と死。とうとう一人になった私のことを、村人たちは好奇心をまじえ同情する。悲しむのは私だけだろう。そうして今、五十一歳になる私はまだ生きている。
三島由紀夫

三島由紀夫『美しい星』あらすじ|核戦争の不安のなか、人間の気まぐれを信じる。

解説>父親は火星人、母親は木星人、息子は水星人、娘は金星人と、各々、宇宙人として覚醒した埼玉県飯能市の大杉一家は、人類を滅亡から救済するため宇宙友朋会をつくり活動する。一方、宮城県仙台市の大学助教授の羽黒と曽根、粟田の三人も白鳥六十一番星からの宇宙人として覚醒し、人類を滅亡させるべく大杉一家と敵対します。米ソ冷戦下、人間とは何かを語るSF思想小説。
武者小路実篤

武者小路実篤『友情』あらすじ|恋愛と友情の葛藤に、辿り着いた結末は。

解説>野島は杉子に熱烈な恋をする。一番の親友の大宮の助力を得て、思いを遂げるべく振舞うが、杉子は大宮に惹かれ思いを伝え、大宮はついに杉子との結婚を決意する。片想いと失恋、苦しみに耐え、野島は再起し仕事の上で闘うことを誓う。青春期の友情と恋の相克を描いた代表作。
川端康成

川端康成『骨拾い/掌の小説』あらすじ|冷徹な眼が、虚無を見る。

解説>十六歳で訪れた最後の肉親である祖父の死。通夜に青い人玉が飛び立ち、焼き場で骨を拾う。燃え屑の温気が強く、いやな臭いがする。生と死。とうとう一人になった私のことを、村人たちは好奇心をまじえ同情する。悲しむのは私だけだろう。そうして今、五十一歳になる私はまだ生きている。
三島由紀夫

三島由紀夫『潮騒』あらすじ|男は気力や、歌島の男はそれでなかいかん。

解説>伊勢湾に浮かぶ小島で、若い漁師の新治と海女の初江の恋を、大いなる自然が見守る。神社があり、灯台があり、海があり、共同体がある。恋敵や村の噂に負けずに、まっすぐな二人の思いが清澄な精神と肉体のなかで成就する。神の支配する歌島を舞台にした清々しい恋の物語。
芥川龍之介

芥川龍之介『藪の中』その真相に涙する「文芸的な、余りに文芸的な」嘘

藪の中での殺人事件。夫を殺したのは妻です。作中のヒントを頼りに読めば、真相は解ります。作者の意図も見えてきます。
三島由紀夫

三島由紀夫『英霊の聲』あらすじ|などてすめろぎは人間となりたまいし。

解説>天皇に殉じた青年の魂の復権を目指し、天皇制批判の問題作として物議をまきおこす。三島自身が11歳のときに起こった2・26事件。そして神風を起こさんと命を捧げた特別攻撃隊。精神のなかの何かが、時空を超えて現れる。青年将校や特攻隊員の激烈な歎きを、その純潔の死を、神語りを通じて蘇らせる。
村上春樹

村上春樹『1Q84』あらすじ|大衆社会に潜む、リトル・ピープルと闘う。

解説>つらい幼少を過ごした青豆と天吾の二人は10歳の時に握り合った掌の温もりを、大人になっても思い続ける。やがて20年後の「1984年」に、不思議なきっかけで迷い込んだ「1Q84年」で、カルト教団のシステムと奇怪な観念世界に対峙し、導かれるように二人は再会し愛を誓います。
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