坂口安吾

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坂口安吾『桜の森の満開の下』あらすじ|桜の下に、棲む魔性。

解説>峠を支配する山賊も「桜の森の満開の下」だけは怖れている。山で捕えた女を女房にして都で暮らすが、我儘で残酷な日々に飽きて山に戻る。帰り道、満開の桜の下で女は鬼に変わり男を殺そうとする。男は鬼を殺したが実はそれは女房で、一人残された男は花に埋もれ孤独に佇む。
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坂口安吾『白痴』あらすじ|墜ちることで、人間は救われる。

解説>空爆が続く日々に、世間は崩壊し無秩序。会社にも希望はなく、ただ生きる糧を得るために働く卑小な暮らしの中、白痴の女と関係を持つ。戦争の狂気と破壊に従順になる美しい運命から、かろうじて肉体と本能の魂を呼び起こす。堕落にこそ人間性の回復を信じる。
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