小津安二郎 小津安二郎『東京物語』解説|変わる家族の形と、恒常なる日本人の心。 老夫婦が上京するが血を分けた実の子供たちは忙しく、戦死した次男の嫁だけが優しい。尾道に帰ると、とみが亡くなる。周吉は紀子に感謝し、縁を断ち再婚を薦める。戦後の目まぐるしい変遷の中、崩れゆく家族の形と恒常性に生きる日本人の姿を描いた名作を解説。 2020.04.07 小津安二郎