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映画『卒業』|花嫁の略奪シーンにみる、ベンの自我の開放と未来の行方。

アメリカン・ニューシネマの不朽の名作『卒業』。あらすじを追いながら、注目の花嫁エレンの略奪シーンを考察し解説する。それは有名大学を卒業した優秀な青年ベンが孤独と喪失感のなかで、大人の社会に反抗し自我の開放を目指して、明日に旅立つ瞬間である。
洋画

映画『アメリカン・グラフィティ』|故郷を出るか否か、それが青春の選択だった。

ヴィンテージカーが町を遊弋し、50'sが気分をハイにしてくれる。巨匠ジョージ・ルーカスが一夜限りの煌めきを描く『アメリカン・グラフィティ』。そのあらしずを追いながら、故郷から旅立つか否かを迷う、青春の気持ちを解説&レビューする。
洋画

映画『セブン』|神の救いなき社会、無謀な正義か静かな諦観か。

7つの大罪に倣う殺人が起こり、犯人の自首で急展開を見せる。ブラッド・ピッド演ずる血気盛んなミルズと、モーガン・フリーマン演ずる思慮深いサマセットに対し、ケヴィン・スペイシー演じるサイコパスのジョン・ドウが犯した衝撃の結末は?あらすじ&解説です。
邦画

映画『東京物語』|家族のかたちは変わっても、恒常なる日本人のこころ。

老夫婦が子供たちに会いに上京するが忙しく、戦死した次男の嫁だけが優しい。尾道に帰ると、とみが亡くなる。周吉は紀子に感謝し、縁を断ち再婚を薦める。淡々と流れるあらすじを追い、崩れゆく家族の姿を主題とし、それでも変わらぬ人間の情動の恒常性を解説。
洋画

映画『ジョーカー』|悪という喜劇を、生きる価値にする。

アーサーは、なぜジョーカーになったのか?そのあらすじと主題を解説!感情が昂ぶると突然、笑いだす疾患を持つアーサー。嘲られ蔑まれ排除され続ける孤独の中、悪そのものとなっていく。抑圧から解放された狂気が悪のカリスマへ変貌する「ジョーカー誕生」の物語。
洋画

映画『レスラー』|不器用な男が、観衆の喝采を背にダイブする。

ミッキー・ロークの復帰作となる。20年前の栄光の後も、レスラーを続けながら貧しく孤独な生活を送る。自堕落で不器用な男の居場所はリングしかなかった。プロレス興業の内幕を解説するとともに観衆を感動させた映画のあらすじ&レビューです。
洋画

映画『愛を読むひと』|ナチスの迫害、もうひとつの記憶。

なぜハンナは突然、マイケルの前から姿を消したのか?なぜハンナは不利な証言をしたのか?隠し通さねばならない、もうひとつのナチス迫害の記憶。『愛を読む人』のあらすじと主題を解説。ひとり罪を負い、死を選ぶ。その真実は、朗読者のマイケルが知っていた。
洋画

映画『ミリオンダラー・ベイビー』|生とは何か?尊厳死を考える。

100万ドルを獲得する夢と闘いの物語『ミリオンダラー・ベイビー』のあらすじと<尊厳死>の主題を解説。生死の淵に立つ極限のスポーツ、ボクシング。夢を叶えたが再起不能となるマギー。年老いたフランキーがとったマギーへの究極の愛情の処置とは?
洋画

映画『フォレスト・ガンプ』|素直に生き、感じることの素晴らしさ!

知能指数は低くても、誠実さと足の速さはだれにも負けない。そんな『フォレスト・ガンプ』のあらすじと主題を解説。人生はチョコレートの箱、開けてみるまでは分からない。ひたむきに生き好奇心と強運で人生が展開、心で見て心で感じる大切さを教えてくれる。
邦画

映画『おくりびと』|静謐で美しく繊細な、納棺師という仕事。

身を清め、仏衣を着せ、顔を整え、死に化粧をする。死は穢れか、浄めか。ふたつの異なる意見を考察する。静謐で美しく繊細な作で葬る納棺師を本木雅弘が演じる。納棺を執り行う「おくりびと」の様式美のあらすじを追いながら、美しい日本のかたちを解説する。
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